ご報告いたします。
しばらくこの場所に来てない自分の持続力の無さに、反省しています。
実は今までこのブログを見てくださった方への報告がありまして、思い立って書き込んでいます。
去る、10月25日私の子供でもあり、友達でもあったナナが永眠しました。
今年の夏頃からだんだん様子が変わってきていました。
朝私が出勤するときは必ず起き上がって見送ってくれて帰宅するとまた起き上がって出迎えてくれていたナナなのに。
日を増すごとに、頭だけ上げるだけになり、やがて頭を上げなくなりとなりました。
食事や排泄はいつも通りで、行動が鈍くなってきたのは年齢も増して老化が進んでいるんだなくらいにしか思っていませんでした。
いつかはお別れが来ることを思っていても突然その時期がというのは自分にも理解しがたいものがありました。
10月8日、夕食をいつものように食べて9日朝にも「どれどれ起きて排泄してこようか」くらいの足取りで、その後朝食を出したら全然見向きもしなかったのです。
よく見ると、そばに置いてある台の裏側に夕べ食べたものをほとんど吐きだしていました。
水だけは飲むので、休日で病院が休みということもあり様子を見ることに。明けてすぐさま病院に行くと「急性膵炎ですね」と告げられました。
食事が摂れていないこと、糖尿病もあったことでその日から6日間、毎日点滴を受ける日帰り入院が始まりました。
最初に点滴を終えて迎えに行った日、食事は今の状態だと負担がかかるので柔らかいものを少量与え、インスリンだけは打ってくださいと言われて戻ってきました。
ところがその夜中、今までに聞いたこともない苦痛の悲鳴に近い声を出したんです。
2時間近くその痛みは続き、私にはただただ抱きかかえ撫でて声を掛けてあげることしかできませんでした。朝方には痛みも和らいだらしくまた病院へ。
そのことを伝えそれなりの対処をしてくださったお陰で、翌日からは苦痛の声を出すも悲鳴にはならず、6日間よく耐えて、歩くこともできなかったナナはフラフラな足で自力で外に出るまでに回復してくれました。
ところが7日目の夜、また食べたものを吐いてしまったので、病院に行ったら今度は「腎不全になってます」と。
たった1日点滴をやめただけで今度は別の病名になるなんて。
数値の違いが一日でこんなに変わるとは思っても見ませんでした。
その日から食事は一切受け付けず、水さえも口にしてくれません。
シリンジで薬を飲ますのも一苦労。何とか飲んでほしいのに。
あとは、家族のそばにおいて点滴を打ってくださいと。今思えば先生は後のことを予期しての言葉だったんだなと思います。


胃液だけを吐いてあとはじっと口を閉じたまま。目もどこか焦点の合わないところを見ている感じでした。排泄もできないほど弱っていて食べてないのに下痢と吐きだしの繰り返し。その姿があまりに切なくて、よっぽど苦しかったに違いないと思います。
そして10月25日。一人家に置いておくのが心配でこの日は私の車に乗せて一緒に仕事に連れて行きました。車の中でも口を開けたまま涎が流れ出てまた下痢。
一度家に戻ってお尻を洗い、午後の診察までまだ2時間ほどあったのでまた仕事場へ。その時から又苦しみの声を発しながら悲鳴をあげるようになってしまって。
車に待たせている間、時々水をティッシュに含ませ与えるも口元が濡れるだけ。
病院に向かう途中更に苦しそうに呻きだし、舌だけ出し、手足はピンと伸びきった状態で運転しながら後ろに片手を回して、手を握ってあげるだけしかできませんでした。
病院に着いてからもずっと私の膝に頭を乗せたままの状態で時々体がふるえ痛みのひどい時は手足にさらに力が入り突っ張った感じに。
診察室で血液検査をしたところ、先生の言葉は絶望を意味する数値ですと。
手の施しようがないくらいの結果が出てしまってました。
・血糖値 990㎎/㎗以上
・尿素窒素 140.0㎎/㎗
・クレアチニン 10.1㎎/㎗
・白血球 45,140μℓ
沢山の患犬を見てきた先生にだけわかる、ナナの余命。
もって1日2日とのこと。後の治療はなくただ鎮静剤のみと。それも効いているうちはいいのだけど、切れてしまえばさらに苦しみを与えることになりますと。
その時はもう何も考えが浮かびませんでした。
少しして先生のほうから、この苦しみの状態から解放してあげる方法と先に書いた、鎮静剤の方法との2提案を伝えられました。
私としてはもうこれ以上ナナを苦しませたくない思いが強く、それでも家族と相談し、一人でも鎮静剤をと言われればそちらを選択したかもしれません。
しかし全員ナナを早く楽にしてあげてほしいと。今まで頑張って苦しみ抜いたのだからもう休ませてあげたいと。
家族の見守る中、ナナは静かに眠るように息を引き取りました。
毎日の生活の中、悲しんでばかりいられる余裕もなく今は過ごしていますが、ナナのことを思うとまだまだ心が痛く、あの毛ざわりや、煩いほどの要求吠えや、ナナの匂いやしぐさや、とにかくまだまだ悲しみが癒えるには時間が掛かりそうです。
10月27日ナナは天国へ向かって登って行きました。
このブログを読んでくれたことのある皆さま。
今までありがとうございました。
無精な性格なもので、忙しさにかまけてナナとの幸せな時間を報告することもしておりませんでしたが、私に取ってナナと過ごす時間は本当に幸せなものでした。
ナナがいたから頑張ってこれたし、早くナナのそばに行きたいなと思う日々です。
いつ逝く日が来るかわかりませんが、その時にはナナに迎えに来てほしいなと思います。
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